金の章 虎に学ぶ



  8 飛びかかる虎−1  

 この実践法は、太極拳の「開合(かいごう)」の要素を練習するために効果的です。
 虎の手(掌)は第三関節を反らせることが大切だということは説明しました。同様に、腕は肩・肘・手首、とある関節のうち、肩関節をしっかり動かすことが重要です。
 呼吸も、大きく吸って、飛びかかる動作のときに「フー」と唸るように吐きます。呼吸は自然に「逆腹式呼吸」になるはずです。

 1 両足は肩幅に、やや膝を曲げて立ちます(イラスト1)。

 2 ゆっくり息を吸い、両手を開きながら体重を右足に乗せ、左足を横に開きます(イラスト2・3)。
                                                            
                                                                    
     
イラスト4

イラスト5

イラスト6
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